ソウもマポも夏休みの宿題が済んだようで、今年はひとまず安心。
午後はみんなでビデオタイムにしました。で、見たものは
「はだしのゲン」戦争映画です。
このはだしのゲンは、三部作になっていて、今月、チャンネルNECOで放映していたので、三部とも録画しました。

私の子供の頃、夏休みの宿題の一つに、「戦争の事を調べる」というのがどの学年でもありました。
そして、学校の映画鑑賞の題材はたいてい戦争の映画だったのです。
学校で見たものは「ふたりのイーダ」「ガラスのうさぎ」なんかを
覚えています。
「ゲン」は、親と見に行ったと思うのですが、二作目だけを見ていたので一作目と三作目も見ておきたかったのと、自分の子供にも見せなくてはという思いで一作目を見ました。(私はこの間一度見たが)

舞台は原爆が投下される少し前の広島。
戦争反対という父、母、兄、姉、弟と貧しいながら楽しそうに暮すゲン。
やんちゃが激しいゲンは、金持ちの子にからかわれて、ケンカして
大人達からあまり良い様に思われていない。
お父さんが非国民で刑務所に入れられて、兄が志願兵になったり
大変な時期を乗り越えて行ったが、ピカドンに遭い目の前で
父、姉、弟を失ってしまう。そんな混乱の中、母が妹を産んだ・・・

ゲンの行動が、昭和の子供らしく元気で大胆で、広島弁も味があって可愛らしい。
うちの子達はゲンの行動にケラケラ笑っていたが、ピカドンが落ちて
火ダルマになっていたり、髪がチリチリになっていたり、路頭に迷う人を見てもケラケラ笑っている。
そこ、笑う所と違うだろ?
‘原爆が落ちた’というのが、どうもわからないらしい・・・
火傷を負っている人がいる、苦しんでいる人がいる、亡くなった人もいる。
そういう描写もただの映像としか、とらえられていない。
「実際はもっと酷くて大変で、何万人も人が死んで・・・」と説明をしても
ニコニコして「へぇ〜」というだけ。

「戦争」が何なのか知らない、わからない。
ゲンを見て、ソウマポに感想文を書かせたけれど、1行ぐらいで
「ごはんが少なくてかわいそう」とか「歌がおもろい」とかそういう視点。
なんか、複雑な気分でした。
ソウは3年の時に、国語で戦争をテーマにした「ちいちゃんの影送り」というのをしているので、少しはわかるかな?と思ったけれど、全く反応がなくて。
ソウ達は身近な阪神大震災の事ばかり勉強しているので、
震災はどんな物かはわかるけれど、戦争はわからない・・・
小学校よ、もう少し、戦争の事を勉強しても良いのではないか??

結局、手っ取り早く戦争を理解させるのは、ガンダムSEEDで・・・
ザフトと地球軍の戦争で、あっちが攻撃してきたから、こっちも
やり返して・・・武器を持って殺し合いしているのが戦争で・・・

この事を近所の奥さんに話したら、「うちもビデオを貸して」ということになった。
さて、そこの子供はどういう反応を示すのだろうか??


<<子安めぐり>>
ケロロ
タママがケロロに代わって、隊長になった話。
タママがクレイジーになってたのが面白かった〜

SC子安さんからのメルマガ
(HPのみんなの書きこみを見てだとおもうが)
「オレが死んだわけじゃないんだからさ☆」
そうですよ、そうだけれど、こうしていろいろ語ってくれていた
メルマガが無くなるっつーのが、ファンにとったら辛いんですよ〜〜
あ、内容書いたらだめなんだけれど・・・
一部抜粋してしまいました・・・SC様、すみません・・・

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