静かな朝を迎えた我が家でしたが、ソウが泊まるのはたった1日。
夕方には帰ってくるのがうとましかったです。数日居なくてもOKなんですが。
迎えに行く時刻は5時だったので、それまでに買い物に行って、
ソウが帰ってきたら早目に晩御飯してやらないとダメね〜〜
と思いつつ、昼ご飯後、だらだらしていました。
3時になったので、「せめて買い物だけは」と服を着替えて化粧でも
しようかな?と、その時、電話がなりました。

電話は学校からで、キャンプから帰ってくる時間が1時間早くなって4時に到着予定だ、と。
だから、連絡網でその事を回して、4時にお迎えに来て欲しいということでした。
遅れる事はあっても、早く着くという事は、全く頭のなかったので以外でした。
電話をくれた先生に「あと一時間ですよ〜〜。急ですね〜。何故早くなったのですかぁ?」と聞いたけれど
「わからない〜。とにかく、連絡網を回してください」と言う事で、
学級代表の私は、連絡網を引っ張り出し3人の役員さんへ連絡をしたのですが、役員さんが居ない。電話に出ない。
私の役目は二つ。
3人の役員さんへ‘連絡を入れる事’と、その役員が割り当てられている人達に回し、全員に伝わった事の‘報告を受ける事’。
だけど3人の役員と連絡が取れない。
仕方なく、連絡網のトップの人に電話をするが、繋がらない・・・
家に不在の人ばかりで、留守電になっている家には、留守電に入れて
クラス全部の人に私1人で連絡つけることになったのです。
最初は、1人1分かかったとしても、クラス30人弱だから
3時半には連絡がつくだろう・・・と考えていた。
それが、10分、20分・・と時間は過ぎるのに、1人、2人しか連絡がつかなくて・・・
私は3時から1時間、受話器を持ったまま1人でも多く、連絡がつくように電話しまくっていました。
4時になっても、連絡がつかない人がいたので、家に寄れる人のところには寄って、ソウを迎えニバスの到着場所へ行きました。
現場では、連絡がついて無い人が来ているか?確認したり
まだ来ていない人の携帯番号を知ってないか?聞いて回ったり
名簿を持って、うろうろしていました。
私の入れた留守電聞いて慌てて来た、とか、人づてに聞いたとかで
4時に間に合ってくれた人もいましたが、
連絡が取れなかった人が来ていなくて、落ち着かなかったです。

バスが到着し、疲れた表情で下車してくる子供達。
先生の〆の言葉があって解散でした。
結局、5人の子供の親が来ていませんでした。うちのクラスは連絡つかなかった人が4人。
親が迎えに来ていないので、「どうして来てないのっ!!」と言ってた子もいました。
先生に連絡がつかなかった事を言うと、先生から連絡する、との事でした。
でも、私は自分の責任が果たせなかったような気がして、
みんなの親が迎えに来るのを見届けたかったけれど、
疲れて一言も口をきかないソウが、早く帰りたがっていたので、渋々帰りました。

買い物に行って、帰ってきたら電話。
「電話くれて、ありがとう」と、お迎えに間に合わなかったKさんからでした。
でも、涙声で、お迎えに時間に迎えに行けなくてショックだというKさん。
お母さんが居なくてショックだったという子供と2人で泣いている、との事。
バスから降りてくる子供に「おかえり〜」と言ってやりたかった母と、そう言って迎えて欲しかった子供。
「お迎え」が、セレモニーというか、イベント化しているこの親子にとって、それが出来なかったというのは、とても辛い事のようでした。
そりや、そうだ。
一生に一度しかない、四年生のキャンプのお迎えに行けなかったのですから・・・
私には、少し大げさな・・・と思っていたのですが、
電話の向こうでワンワン無く親子の声を聞くと、忍びなくて・・・
どういう経緯で、帰りが1時間早くなった知りたいようで、いろいろ話しをしました。

その結果・・
キャンプで何かあった場合、として、携帯電話を持っている親は携帯の電話番号を学校に知らせていた。
だから今日の連絡は、先生が、Kさんの携帯にだけ、連絡を入れなかったのだと思って、先生を責めて怒ったらしい。
家の電話へ連絡網として回ってきた事も知らなかったので、後で、留守番電話を聞いて見る、といっていた。

携帯・・
迎えに来れなかった他の家族はどうなんだろ?と思って、夜、各人に電話。
時間に迎えに行かなかった事で、子供から少々文句はあったものの、
その後は普通だということで、少し、安心。
でも、連絡は携帯にかかって来ると思っていたから、携帯のチェックは
怠らなかったそうで・・・

連絡網が全く機能しなかったのは、携帯のせいかもしれない、と思った。
「携帯にかかってくる」
働いているお母さんは、特にそういう思いしかなかったようで・・・

今日1日、ずっと電話してました。
電話代、いくらなんだろ?

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