子供の行方・・・などというもの
2002年6月18日幼稚園へマポを送り、お友達のお家のお花の様子を見に行く。
ポーチュラカにアブラムシがついていた。殺虫剤をまいてみた。
治るかな?
ナユの怪我の消毒に病院に行く。今日は昨日の先生と違った。
一瞬「え?」と思ったが、どうやらナユの傷を手当てしたのは
このかっぷくのいい院長だった。
1週間後に抜糸、と聞いていたが、「傷を目立たなくしよう」
との事で
今日抜糸をして、傷には‘テープ’を貼ってもらった。
家に戻り、ホームセンターへ花の土を買いに旦那と出掛ける。
ホームセンターへ行くとどうしても花を買ってしまう。
今日は、メランポジュームとクロサンドラを買った。
後、家の小窓にカーテンを吊ろうと思っていたので、
カフェカーテンを3メートル購入。
端ミシンをかけないとダメなので、時間を作ってやらなくちゃ・・・
昼になっていたので、牛丼を食べて家に戻る・・・が、
哀しい出来事が私を待っていた。
★・・・・★
家に到着するのに、あと10メートルといった所で、
うちの前からカラスが飛び立った。
カラスってこんな低く飛ぶもの??と思ってよく見てみると、
何か、灰色の物を口にくわえていた。
その瞬間、私はドキドキした。灰色の物に心当たりがあった。
思いは的中、先週孵ったツバメのヒナ達だった・・・
巣のふちに、頭をちょんと乗せていたヒナの姿が、ない。
親ツバメが戻って来ても、「チュン」とも「ピィ」とも鳴かない。
5羽全部、カラスが持っていってしまったようだった。
親ツバメは、「ピピピピ」と子供に合図を送るが当然反応は無い。
異変に気付き、辺りを探していたが、くわえていた餌を食べて
気を取り直してまた、餌を探しに行った。
再び、餌をくわえて戻って来ても、やっぱりヒナはいない。
空っぽの巣を覗きこんで、「ピピピピ」と鳴いている。
巣にもぐって辺りをを観察したり、ぐるぐる飛びまわっている。
餌を探しに行く・・・
この繰り返しが晩まで、ずっと続いていた。
この親ツバメとの付き合いは、そろそろ2ヶ月になろうとしている。
壁になかなか土がつかず、巣作りに難航していた。土台が出来あがった頃、別のツバメに巣を横取りされそうになった。
一生懸命戦っていた。私も威嚇して、どうにかおさまったものの、
その後、何回か、よそ者ツバメがやって来て、
それでも巣を守りきっていた。
ヒナ達も、すくすく育ち、先週生まれたとは思えない程
しっかりして来てたし、親に餌をねだる時の鳴き声といったら
やかましいほどだった。
巣の下のフンはすぐにいっぱいになり、今朝も旦那が掃除していた。
人間の玄関先までやってくるとは、きっとカラスも育児中なんだろう。
可愛い子供に餌を与えようと、カラスも必死なんだろう。
ヒナの鳴き声がよく響くようになったのと、
車がなくて巣に「侵入」しやすくなった事が、カラスに
とっては都合がよかったのかもしれない。
ヒナをくわえて飛び去る姿とすれ違ったと言う事は、
もう少し早く家に着いていたら、せめて後1分でも早く
帰宅していればヒナ達が襲われる事は、なかったのかもしれない・・・
私が守ってあげられたのかも、しれない・・・
親ツバメにこの事実を伝えられるわけもなく、せっせと餌を
とってきては子供を捜す姿をしばし、眺めているしかなかった。
下に散らばった巣のかけらを集めながら、自然界での当たり前を
受けとめるしかなかった。
「巣立ち」が当然と思っていたし、心待ちにしていた。
でも、人間も同じ。いつ、どんなアクシデントに巻き込まれるか、
解からない。
餌をねだるヒナの声はもう無く、お向かいの赤ちゃんのA君の
泣き声だけが聞える。
A君が健やかに育つ事を祈ると共に、同じ時期にツバメの
赤ちゃんが我家にいた事を忘れないでおこうと思う。
合掌
ポーチュラカにアブラムシがついていた。殺虫剤をまいてみた。
治るかな?
ナユの怪我の消毒に病院に行く。今日は昨日の先生と違った。
一瞬「え?」と思ったが、どうやらナユの傷を手当てしたのは
このかっぷくのいい院長だった。
1週間後に抜糸、と聞いていたが、「傷を目立たなくしよう」
との事で
今日抜糸をして、傷には‘テープ’を貼ってもらった。
家に戻り、ホームセンターへ花の土を買いに旦那と出掛ける。
ホームセンターへ行くとどうしても花を買ってしまう。
今日は、メランポジュームとクロサンドラを買った。
後、家の小窓にカーテンを吊ろうと思っていたので、
カフェカーテンを3メートル購入。
端ミシンをかけないとダメなので、時間を作ってやらなくちゃ・・・
昼になっていたので、牛丼を食べて家に戻る・・・が、
哀しい出来事が私を待っていた。
★・・・・★
家に到着するのに、あと10メートルといった所で、
うちの前からカラスが飛び立った。
カラスってこんな低く飛ぶもの??と思ってよく見てみると、
何か、灰色の物を口にくわえていた。
その瞬間、私はドキドキした。灰色の物に心当たりがあった。
思いは的中、先週孵ったツバメのヒナ達だった・・・
巣のふちに、頭をちょんと乗せていたヒナの姿が、ない。
親ツバメが戻って来ても、「チュン」とも「ピィ」とも鳴かない。
5羽全部、カラスが持っていってしまったようだった。
親ツバメは、「ピピピピ」と子供に合図を送るが当然反応は無い。
異変に気付き、辺りを探していたが、くわえていた餌を食べて
気を取り直してまた、餌を探しに行った。
再び、餌をくわえて戻って来ても、やっぱりヒナはいない。
空っぽの巣を覗きこんで、「ピピピピ」と鳴いている。
巣にもぐって辺りをを観察したり、ぐるぐる飛びまわっている。
餌を探しに行く・・・
この繰り返しが晩まで、ずっと続いていた。
この親ツバメとの付き合いは、そろそろ2ヶ月になろうとしている。
壁になかなか土がつかず、巣作りに難航していた。土台が出来あがった頃、別のツバメに巣を横取りされそうになった。
一生懸命戦っていた。私も威嚇して、どうにかおさまったものの、
その後、何回か、よそ者ツバメがやって来て、
それでも巣を守りきっていた。
ヒナ達も、すくすく育ち、先週生まれたとは思えない程
しっかりして来てたし、親に餌をねだる時の鳴き声といったら
やかましいほどだった。
巣の下のフンはすぐにいっぱいになり、今朝も旦那が掃除していた。
人間の玄関先までやってくるとは、きっとカラスも育児中なんだろう。
可愛い子供に餌を与えようと、カラスも必死なんだろう。
ヒナの鳴き声がよく響くようになったのと、
車がなくて巣に「侵入」しやすくなった事が、カラスに
とっては都合がよかったのかもしれない。
ヒナをくわえて飛び去る姿とすれ違ったと言う事は、
もう少し早く家に着いていたら、せめて後1分でも早く
帰宅していればヒナ達が襲われる事は、なかったのかもしれない・・・
私が守ってあげられたのかも、しれない・・・
親ツバメにこの事実を伝えられるわけもなく、せっせと餌を
とってきては子供を捜す姿をしばし、眺めているしかなかった。
下に散らばった巣のかけらを集めながら、自然界での当たり前を
受けとめるしかなかった。
「巣立ち」が当然と思っていたし、心待ちにしていた。
でも、人間も同じ。いつ、どんなアクシデントに巻き込まれるか、
解からない。
餌をねだるヒナの声はもう無く、お向かいの赤ちゃんのA君の
泣き声だけが聞える。
A君が健やかに育つ事を祈ると共に、同じ時期にツバメの
赤ちゃんが我家にいた事を忘れないでおこうと思う。
合掌
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